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副作用のないNK細胞療法

NK細胞療法とは、癌細胞やウイルスに感染した細胞を破壊する機能を持った自己免疫であるNK(ナチュラルキラー)細胞によって、癌細胞を直接攻撃し、除去する方法です。癌などの悪性腫瘍は、このNK細胞が加齢に伴って減少することで、癌細胞を破壊する能力がなくなるため、発生しやすくなる病気であると言われています。 現在、癌治療の主な方法として、手術による切除や抗がん剤の投与による治療、放射線の照射による治療などが行われています。これらの治療方法は身体への負担や、投薬による副作用が大きく、患者の体力を損ねてしまうことのある治療法となっています。

しかしながらNK細胞療法は、あくまでも自分の身体が本来有している免疫能力によって、癌の治療を行うため、投薬などで見られる副作用のリスクが無い、身体への負担が小さい治療法として現在、QOLの維持など様々な観点から注目を浴びています。 NK細胞療法では、まず患者の血液を40ccほど採取し、血液からNK細胞を分離します。次に、分離したNK細胞に栄養を与えて培養し、2週間ほどかけてNK細胞を増殖、活性化します。この培養によって、患者に投与されるNK細胞の数は、通常一人の人間が体内に有するNK細胞の量の数倍以上となる、数億個〜数十億個となります。そして、培養が終わったNK細胞を再び患者へ点滴を行うといった方法で治療が行われます。 癌にかかった場合に、癌細胞は、人間の身体が本来有する免疫力を抑止する機能を持っているため、NK細胞療法を行う以前のNK細胞は、癌を排除する力が弱くなっているものの、体外で一度培養することによってNK細胞が再び活性化され、癌細胞を適切に攻撃し、排除するようになります。

これにより、患者の体内の癌細胞やウイルス、細菌などを攻撃し、排除する能力が高まり、癌などの病気が治癒していくと言ったシステムです。患者に投与されるNK細胞についても、自分の有しているNK細胞を使用し、培養するため、他人の細胞が体内に侵入した際に見られるような拒絶反応やアレルギー反応などといった類の副作用も生じず、安全に治療を行うことができます。 副作用が無いため、患者はそれまでの生活を変える必要がほとんどなく、通常の生活を行いながら治療することが可能です。 通常、抗がん剤による治療を行った場合には、貧血や下痢、吐き気、脱毛など様々な強い副作用を引き起こし、通常の生活を送ることが難しくなり、また、手術後なども予防的にこれらの医薬品が投与されることもあるため、副作用と戦う期間が必然的に長いものとなってきます。

また、放射線による治療を行った場合には、投薬などと比べて激しい副作用を起こすことは無いものの、疲労感を伴うことや、食欲の減退、放射線を照射した部位の肌荒れなどといった副作用や、脱毛などの副作用が生じることとなります。また、放射線治療においては治療終了後数年経過してから副作用が現われることも少なくありません。 これらの従来の治療法では、脱毛やおう吐などによる、患者の精神的負担も非常に大きいものとなってきます。精神的な負担は、治療に対する意欲低下や、免疫力の低下につながり、症状の改善が遅くなるなど、患者にとって望ましい状況とは言えません、 NK細胞療法では、免疫力を高めることに主眼が置かれているため、手術による切除などと比べると治療期間が長くなる場合などもあるものの、免疫力が高くなることによって、その後の予防も兼ねることとなるため、再発や転移のリスクも抑止できます。

また、再発や転移のリスクを抑止するのみならず、治療後身体が軽くなった、身体の調子がいいなどと言った事例も多く報告されており、免疫の活性化によって体力が損なわれていないことを示しています。

また、外科手術や投薬、放射線療法など、他の治療と並行して行うこともできるため、この治療を行うことで、他の治療の副作用の強い薬品の投与量を減らすなどといった利用もできるものとなっています。さらに、他の抗がん剤などの副作用を緩和する傾向もみられています。

また、治療を受ける回数も月に2回程度とそれほど多くないため、スケジュールなどが圧迫されず、生活の質をこれまで通りに維持することが可能です。

とはいえ、現在のところこの治療法は健康保険の適用外となっており、また、NK細胞の培養など高度な技術を伴い、手間のかかる治療方法であるため、1回あたり数万円から数十万円ほどのやや高い治療費を支出する必要があります。 この治療法は、副作用が無いものの、免疫力が高まることにより、微熱が出るなど軽度の発熱を伴うことはあります。

また、進行性の癌など、癌の状態などにより、緊急性を要する場合などには、この治療法はあまり有効でなく、外科手術による切除などがより望ましい場合もあります。担当の医師と十分に相談して判断することが重要となります。"


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